ベースメイクの厚塗り感をなくすには、実はアイテムの性能よりも「塗る順番」が大きく影響します。
朝の忙しい時間にファンデを重ねたのに、なぜか厚化粧に見えてしまう…そんな経験、意外と多いですよね。
結論から言うと、下地・コンシーラー・ファンデーションの順番を肌の状態に合わせて調整するだけで、仕上がりが驚くほど変わります。
化粧直しの回数や毛穴落ちの悩みも、この順番ひとつで軽減できるんです。
この記事では、リキッドやパウダーなどファンデの種類別の正しい順番に加えて、スポンジやブラシを使った塗り方のコツまで具体的に解説していきます。
ちょっとした手間を加えるだけで、素肌っぽい軽やかな仕上がりをキープできる方法、私と一緒に確認してみませんか。
- 厚塗り感防止にはアイテムの使用順番が重要
- ファンデの種類やツールで塗り方が変化
- コンシーラーは部分使いが基本のタイミング
ベースメイクの厚塗り感が出ない順番の基本
それでは、厚塗り感を出さずに自然な素肌感を叶えるベースメイクの順番を、基本から確認していきましょう。
スキンケアで保湿する
ベースメイクの仕上がりは、実はメイク前のスキンケアでほぼ決まります。
肌が乾燥しているとファンデーションのノリが悪くなり、どうしても重ね塗りをしてしまう原因になります。
化粧水で水分を補給したあと、乳液やクリームでしっかりとフタをして潤いを閉じ込めるのが基本です。
ここでポイントになるのが、ベタつきを残さないこと。
保湿しすぎるとファンデーションがヨレやすくなるので、肌になじませたらティッシュオフするか、しばらく時間を置いてから次のステップに進みましょう。
導入美容液を使っている人は、化粧水の前に取り入れると保湿効果が高まりますが、正しい順番で使わないと効果を実感しにくいです。
日焼け止めを塗る
肌を紫外線から守るだけでなく、ベースメイクの密着を高める役割も担うのが日焼け止めです。
顔全体にムラなく塗るのが理想ですが、量が多すぎると白浮きや厚塗り感の原因になります。
目安は直径1.5cm程度の量を、顔の中心から外側に向かってやさしく伸ばしていきましょう。
ここで気をつけたいのが、日焼け止めを塗った直後に次のアイテムを重ねないこと。 なじむまで2〜3分待つことで、よれにくいベースが作れます。
日焼け止め特有のキシキシした感触が気になる人は、美容液成分が配合されたタイプを選ぶと快適に使えますよ。
化粧下地を塗る
化粧下地は、肌の色ムラや凹凸を補正してファンデーションのノリを整える重要なステップです。
ここで下地が機能してくれると、ファンデーションの塗布量を最小限に抑えられるので、厚塗り感の防止に直結します。
日本化粧品技術者会の研究によると、ファンデーションの塗布量と厚塗り感の知覚には相関があり、顔料の分散状態が均一であるほど薄い膜でも高いカバー効果が得られると報告されています。
つまり、下地の段階で肌を整えることが、結果的にファンデーションの量を減らす近道になるわけです。
気になる毛穴や赤みには、部分用の下地やコントロールカラーを重ねて補正しておきましょう。
テカリが気になる人はTゾーンだけ皮脂崩れ防止下地を使うなど、顔全体に同じ下地を塗る必要はありません。
ファンデーションを塗る
いよいよファンデーションですが、ここが厚塗り感の分かれ道になります。
基本は「薄く塗って、足りないところだけ重ねる」という薄膜多層塗りが正解です。
最初から高いカバー力を求めると、どうしても厚塗りになりやすいので、まずはワンプッシュ以下の少量から始めましょう。
塗る順番は顔の内側から外側へ、頬の高い位置から額、あごと広げていくのが基本です。
ここで手軽に使えるのがスポンジやブラシといったツールで、指で塗るよりも均一に伸ばせるので厚塗り感が出にくいです。
ファンデーションの種類によっても最適な塗り方が変わるので、次のセクションで詳しく確認していきましょう。
コンシーラーを使う
コンシーラーは、ファンデーションでカバーしきれなかった部分をピンポイントで補正するためのアイテムです。
ここで多い失敗が、ファンデーションの前からコンシーラーを顔全体に塗ってしまうこと。
厚塗り感の原因は、過剰な塗布よりも肌の凹凸や色ムラの未補正による塗り重ねにあるとされており、必要な箇所にだけ使うのが鉄則です。
気になるニキビ跡やシミには、スポンジや指の腹でトントンと軽くたたくようにのせていきます。
コンシーラーの色は、肌よりワントーン明るいものを選ぶと自然にカバーできます。
ファンデーションとの境目をぼかすようにしてなじませると、厚塗り感がなく仕上がります。
フェイスパウダーで仕上げる
最後のフェイスパウダーは、ベースメイクを密着させて化粧崩れを防ぐ役割があります。
パウダーを顔全体にたっぷり塗ると、せっかくのツヤ感が消えてマットな厚塗り顔になってしまうので注意が必要です。
ブラシにパウダーを含ませて軽く叩き、余分な粉を落としてから顔全体にふんわりとのせましょう。
Tゾーンや小鼻など皮脂が出やすい部分は、パフでしっかり押さえると崩れにくくなります。
反対に頬や目の周りなど乾燥しやすい部分は、ブラシで軽くなでる程度にとどめるのがコツです。
こうして仕上げのパウダーまで終われば、厚塗り感のない自然なベースメイクの完成です。
ファンデの種類別で変わる正しい順番
ここでは、ファンデーションの種類ごとに最適な塗り方の違いを解説していきます。
自分が使っているタイプの項目をチェックしてみてください。
パウダーファンデーションの場合
パウダーファンデーションは、リキッドやクッションと比べて仕上がりがマットになりやすいのが特徴です。
そのため、下地でしっかりとツヤ感を仕込んでおくことが、厚塗り感を防ぐポイントになります。
パウダーファンデーションを塗るときは、付属のパフよりも大きめのブラシを使うのがおすすめです。
ブラシに含ませてからクルクルと円を描くようにのせると、粉っぽさがなくなり肌に溶け込むような仕上がりになります。
カバー力が欲しい部分には、パフにとってトントンと重ねると部分的にカバーできますよ。
化粧下地は、パウダーファンデーションとの相性を考えて、しっとりとしたテクスチャーのものを選ぶと乾燥しにくいです。
リキッドファンデーションの場合
リキッドファンデーションは、伸びがよくてツヤ感を出しやすい反面、塗り方によってはムラになりやすいタイプです。
指で塗ると厚くなりがちなので、スポンジを使って薄く伸ばすのが基本になります。
スポンジを水で濡らして軽く絞ってから使うと、より薄づきで自然な仕上がりになります。
リキッドファンデーションを手の甲にワンプッシュ出し、顔の5箇所(額・鼻・両頬・あご)にちょんと置いてから外側に向かって伸ばしていきましょう。
美容液成分が高配合されたタイプは、肌との密着力が高く崩れにくいので、厚塗り感を避けたい人にもおすすめできます。
また、リキッドファンデーションは乾燥しやすいので、塗る前にスキンケアでしっかり保湿しておくことが大切です。
クッションファンデーションの場合
クッションファンデーションは、手軽にツヤ肌を叶えられる人気アイテムですが、その手軽さゆえに厚塗りになりやすい注意点があります。
パフにたっぷりと含ませてしまうと、一度に多くの量が肌にのってしまうのが原因です。
パフをクッションに押し当てたら、一度手の甲で軽くならして余分な量を落とすクセをつけましょう。
塗るときはパフを滑らせるのではなく、顔の内側から外側へ軽く叩くようにのせるのがコツです。
カバー力が高いので、薄くのせても十分に肌のアラを隠せます。
重ね塗りする場合は、1回目が乾いてから2回目を薄くのせるようにすると、厚塗り感が出ません。
厚塗り感を防ぐツール別の塗り方のコツ
ファンデーションを塗るときのツール選びも、厚塗り感を左右する重要なポイントです。
ここではスポンジ・ブラシ・指の3つのツールについて、それぞれの特徴を解説します。
スポンジを使う
スポンジは、ファンデーションを薄く均一に伸ばすのに最も向いているツールです。
特に濡らして使うタイプのスポンジは、余分なファンデーションを吸い取ってくれるので、厚塗り感を防げます。
使い方の基本は、顔にのせたファンデーションを叩くようにして伸ばしていくこと。
こすらずにポンポンと軽く叩くことで、ムラなく密着した仕上がりになります。
スポンジはこまめに洗って清潔に保つことも大切です。
汚れたスポンジを使うと、ファンデーションが均一にのらず、むしろ厚塗りの原因になります。
ブラシを使う
ブラシは、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションを薄くのせるのに適しています。
毛が密集したブラシを使うと、肌にファンデーションが均一に広がり、素肌感を残した仕上がりになります。
ファンデーションをブラシにとったら、肌にのせる前に一度手の甲で調節するのがポイントです。
そのまま肌にのせると、ブラシに含まれた量が多くて厚塗りになりやすいので注意しましょう。
塗るときは肌を滑らせるように、または小さい円を描くように動かすと、毛穴をカバーしながら薄くのせられます。
指で塗る
指で塗るのは、手軽で体温でファンデーションがなじみやすいというメリットがあります。
ただし、指で塗るとどうしても量が多くなりがちなので、厚塗り感が出やすいというデメリットも。
指で塗る場合は、まず少量を手の甲にとってから、顔の5箇所にうすーくのせていきましょう。 のせたら指の腹で、叩くようにして顔全体に広げていきます。
指の温度でファンデーションがやわらかくなり、肌に密着しやすくなるのがポイントです。
塗り終わったら、スポンジで余分な油分をオフすると、より自然な仕上がりになります。
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コンシーラーをファンデーションの前と後のどちらで使うかは、ファンデーションの種類によって変わります。
ここでは、タイプ別の正しいタイミングを確認していきましょう。
パウダーファンデの前が正解
パウダーファンデーションを使う場合は、コンシーラーを先に塗るのが基本です。
パウダーは粉状なので、コンシーラーの上から重ねることで自然にカバー力がUPします。
先にコンシーラーで気になる部分を補正しておけば、パウダーファンデーションの量を減らせるので、厚塗り感を防げます。
ニキビ跡やシミなど、カバーしたいポイントにコンシーラーをのせてから、上からパウダーで軽く押さえるイメージです。
こうすることで、コンシーラーの色浮きも防げます。
リキッド・クッションは後が基本
リキッドタイプやクッションタイプのファンデーションを使う場合は、コンシーラーはファンデーションの後に塗るのがおすすめです。
リキッドやクッションはカバー力が高いので、先にファンデーションを塗ってから、それでも隠れない部分をコンシーラーで補正するほうが、結果的に薄づきで仕上がります。
ただし、クマなど広範囲をカバーしたい場合は、ファンデーションの前にコンシーラーを仕込むという方法もあります。
どちらの方法が正解というわけではなく、自分の肌悩みや使うファンデーションの特徴に合わせて選ぶのがポイントです。
境目をなじませる
コンシーラーを塗った後は、必ず周りのファンデーションとの境目をぼかすようにしてなじませましょう。
境目がくっきりと残っていると、そこだけ浮いて見えて厚塗り感の原因になります。
指の腹や小さなスポンジを使って、コンシーラーとファンデーションの境目をトントンと叩くようになじませます。
ここで力を入れてこすると、せっかくカバーした部分がよれてしまうので注意してください。
コンシーラーは「隠す」ことよりも「なじませる」ことのほうが、実は重要なテクニックだったりします。
厚塗り感ゼロを保つポイント修正テクニック
せっかくキレイに仕上げたベースメイクも、時間が経つと崩れてしまうことがあります。
ここでは、シーン別の崩れ対策テクニックを紹介します。
マスク生活での崩れ対策
マスクを着けると、どうしても小鼻やあごまわりが蒸れてファンデーションが崩れやすくなります。
マスク生活でのベースメイク崩れを防ぐには、マスクが触れる部分のファンデーションを薄くすることがポイントです。
小鼻やあごまわりは、ファンデーションを塗る量を少なめにして、仕上げのフェイスパウダーを多めにはたくと崩れにくくなります。
また、マスクの内側にフェイスパウダーを軽くはたいておくという方法も効果的です。
最近は、崩れにくさと素肌感を両立したアイテムが市場を牽引していますが、基本はやはり塗り方にあるといえるでしょう。
夏場の皮脂崩れを防ぐ
気温が高くなる季節は、皮脂の分泌が活発になってベースメイクが崩れやすくなります。
夏場のベースメイク崩れを防ぐには、スキンケアの段階から皮脂コントロールを意識することが重要です。
Tゾーンだけ皮脂崩れ防止下地を使ったり、化粧水をさっぱりタイプに変えたりするなど、部分的なケアを取り入れてみましょう。
また、ファンデーションを塗ったあとにフィックスミストを使うと、メイクをガードしてくれます。
仕上げにミストを顔全体にふりかけて、ハンドプレスでなじませると、皮脂による崩れを軽減できますよ。
加齢によるシワ・たるみ対策
年齢を重ねると、シワやたるみといった肌の悩みが増えて、ベースメイクが厚塗りに見えやすくなります。
シワやたるみが気になる肌では、ファンデーションがシワに入り込んでしまい、かえって目立ってしまうことがあります。
この場合は、ファンデーションの量を減らして、下地やコンシーラーでカバーする方法に切り替えるのがおすすめです。
化粧下地は、光を拡散させるタイプを選ぶと、シワや凹凸を目立たなくする効果が期待できます。
化粧品科学会の研究でも、肌の凹凸や色ムラに対して下地で光を拡散させる技術を用いることが、ファンデーションの重ね塗りを減らして自然な仕上がりを実現すると検証されています。
年齢を重ねたら「隠す」よりも「光で飛ばす」という発想に切り替えるのがポイントです。
ベースメイク厚塗り感出ない順番に関するQ&A
最後に、ベースメイクの順番に関してよくある質問をまとめました。
基本的な順番は「スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー」です。ただし、ファンデーションの種類によってコンシーラーのタイミングは前後します。
最初から厚く塗らずに、薄く塗って足りない部分だけ重ねる「薄膜多層塗り」を心がけましょう。スポンジで叩くようにのせると、均一で自然な仕上がりになります。
パウダーファンデーションを使う場合はコンシーラーが先、リキッドやクッションを使う場合はファンデーションが先が基本です。境目をぼかしてなじませることが重要です。
まとめ:正しい順番で厚塗り感のないベースメイクを完成させよう
- 化粧下地は肌の状態を整える役割なので、必ずファンデーションの前に塗る必要がある
- リキッドやクリームファンデは薄く伸ばしてから重ねるのが、厚塗り感を防ぐ基本だとわかった
- スポンジやブラシを使うとムラなく均一に塗れるため、指塗りより厚塗り感が出にくいと学んだ
- コンシーラーはファンデーションの後、気になる部分にだけ重ねるのが正しいタイミングと理解した
ベースメイクの厚塗り感、結局は「順番」と「仕込み」でほぼ決まります。
スキンケアで土台を整えて、ファンデの種類に合わせてコンシーラーのタイミングを変える。
この基本さえ押さえれば、重ね塗りしなくても自然なカバー力は出せるんですよね。
特に大事なのは、ツール選び。
スポンジでポンポンと軽く叩き込むように塗ると、余分なファンデが吸い取られて薄付きに仕上がります。
パウダリーは下地でツヤを仕込んで、リキッドやクッションはコンシーラーを後乗せする。
ここが分かれ道です。
そして崩れ対策も、実は仕上げのひと工夫でかなり変わります。
マスクが触れる部分は薄めに、夏場はフェイスパウダーでしっかり押さえる。
ちょっとした意識で、化粧直しの回数も減らせますよ。
最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫。
まずは手持ちのアイテムで「スキンケア→下地→ファンデ」の順番を守って、スポンジで薄く伸ばすところから始めてみてください。
これだけで、いつものメイクの印象が変わります。
ぜひ一度試してみてください!

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